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「コンビニで働いてる山下くんって友達から、このお話を始めてみようと思います。」男の口から放たれる、本当の話・どこかで誰かから聞いた話・全くの作り話。その境界線は、だんだんと無くなっていく。このデタラメが、もしかしたら誰かを救うのかも知れない。あなたと私と世界を満たす、潤滑油のような物語。
「とにかく毛は気をつけてください一本でも落ちてると超イメージダウンなんで」広告代理店を辞め、ラブホの清掃バイトを始めた40男。漢字が読めない中卒イケメンと共に客の排泄物と格闘する日々。「いずれ元の生活に」と去勢を張りつつ、Facebookの「いいね!」にすがる毎日。しかしある晩、「ホテルに付き物の憑き物」に憑かれ、彼女の「残念」につきあう羽目に。もう後がない、と思った後に絞り出すファイトの物語。