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この町では、午後5時になると防災無線から「恋はみずいろ」のメロディーが流れる。青年は母親の行方を追ってこの町にやってきた。この町は母親の故郷で、認知症になった祖父が老人ホームで暮らしている。祖父は青年のことを覚えているのだろうか。そして、母親はこの町のどこかにいるのだろうか。メロディーが鳴り止むと、青年は意を決して老人ホームのエントランスへと足を踏み入るーー。
東京郊外の築40年ほどの一軒家を改装して作られたシェアハウス。2階に大家の春山夫妻が住み、個室の5部屋には、シングルマザー、外国人就労者、引きこもり中年などの面々が住んでいる。妻の喜代子は、食事会を開いて住人たちの相談に乗るなど、まるで母親のような存在だった。その喜代子が怪我で入院し、夫の秀夫がその代わりを務めることに――。シェアハウスで起こる身近な問題を通して、多様性を認める社会の大切さを描く。
世界中から原因不明の痒みが報告されている。 検査をしたところ、体内から検出されたのは地球に存在しないDNA。 人間が地球外生物になる?世界中が大騒ぎ。 そんな中、検査結果を待つ人々が一晩を過ごす待機所がある。 そこに名前を伏せて手紙を出そうとしている男が。 明日、宇宙人になるかもしれないこの時に、この男はいったい何をしようとしているのか。 新型コロナウイルス感染症が流行っていた創作した作品です。