2012年、石崎竜史のソロユニットとして結成。2016年、劇団化。「青春」をテーマにした群像劇を多く創作。近年は青春に限らず、「時代や国が変わっても変わらない普遍的な時間」に劇的を見出すべく、演劇創作を行っている。主な受賞歴は、佐藤佐吉演劇賞・最優秀賞受賞(2013年)、MITAKA“Next”Selection15th 選出(2014年)、など。
「長い正月」は、とある家族の1924年から2024年までの"100年の正月"を定点観測する、ささやかな大河劇。「人生は短い。この正月は長い」がキャッチコピー。誰にも平等に訪れる"正月"という時間を100年の長いレンジで扱い、戦争、震災、コロナ…といった歴史的事象を織り交ぜつつも、市井の人々の暮らしと営みに光を当て、ドラマを見出した。戯曲は上演後、演劇批評誌「紙背」に掲載。