パントマイムに徹底的にこだわって他に類を見ない創作活動を続けている「日本で最も硬派なパントマイム集団」。宮沢賢治や古典落語等を題材にした長編沈黙劇や、徹底的にエンターテインメント性を重視したオリジナル作品群で観客を魅了し続け、2020年に結成30周年を迎えた。主宰の江ノ上陽一は、パントマイム作品(沈黙劇)の演出・振付を手がける日本では数少ないクリエーター。
深い悲しみと熱い情熱を孕む言葉で綴られた宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』。SOUKIの物語る身体がこの不朽の名作に挑み、大好評を得た長編パントマイム劇、待望の再演
上方落語『地獄八景亡者戯(じごくはっけいもうじゃのたはむれ)』よりともかくこの亡者の連中は、世間ずれしていると申しますか、世渡り上手と申しますか、クレージーといいますか、良く言えばファンキーといえるのでしょう・・・まぁ、閻魔様も手を焼く連中でございます。噺家が、言葉を用いて観客の想像力をかき立て、楽しませる芸であるのとは真逆に、SOUKIはマイムという黙芸で挑む。