大阪の清風南海高校演劇部卒業生劇団。2021年に旗揚げし、大阪と東京の2拠点で活動する。 やや現実離れした設定をベースに、社会への眼差しから哲学的世界へと広がる脚本と、空間を起点にリリカルさとリアルさを共存させる演出で、日常における小さな違和感を丁寧に描き出す。 かながわ短編演劇アワード2023本戦出場。WINGCUP2023最優秀賞を受賞。
何号室か忘れてしまった部屋のなかで向かいあう駅のホームのこちらがわでちらつく光でいっぱいの水槽のまえで始まりも終わりもないものについて今ようやく考えはじめた者たちのために舞台美術先行のクリエイションを行い、〈やがては忘れてしまう些細なできごとや気持ち〉を、交差するあるいは並行する空間で描き出す。白いたんぽぽ初の大阪公演。WINGCUP2023最優秀賞受賞。