振付家・ダンサー・ビデオグラファー・MWMW主宰。
高橋がこれまでに培ってきた表現やテクニックを凝縮したオルタナティブダンスをモットーに、キャラクター性や関係性を重視し記憶に残るダンスとして新しい世界観を創り出している。2021年、横浜ダンスコレクションで審査員賞とKIAC賞を受賞。MWnoズとしてかながわ短編演劇アワード2022でグランプリを受賞。2024年、MWMW初のアメリカツアーを行った。
小説家恒川光太郎による沖縄を舞台にした怪談短編小説『私はフーイー』を原案に、ダンス作品として創造した、民話的夢幻物語。MWMW第一作目。
MWMWは死なない
本作は、「遭遇」をコンセプトに、舞台芸術における当たり前のことが、ある時から当たり前でなくなったと気づいたことから生まれました。日々の選択や分岐を経て私たちは今ここで生きている。私たちが共に踊り、その瞬間を観客と共有することは奇跡のようなことだと思いました。点と点は繋がっては離れたり、線になったら長くなる。日常は偶然や必然の出会いの繰り返しであり、今この時も私たちは遭遇している。