2020年度からスタートしたKansai Studiesは、KYOTO EXPERIMENTを構成する3つのプログラムのひとつであり、リサーチを主体としたプロジェクトです。京都をはじめとした関西の地域文化を、アーティストが中心となってリサーチし、そのプロセスで起こった出来事や思考、発見を、テキストや写真、動画を通して記録・蓄積していき特設サイトで公開しています。
生活のあらゆる営みをつなぐ水を手がかりに、関西の風土や文化のねっこを探求し続けてきた建築家ユニット dot architectsと、演出家・和田ながら。「水と琵琶湖」、「お好み焼き」に次ぐ3年間のフィールドワークの集大成として、今期は「循環」へと大きく視点を広げ、山から川へ、そして生きる糧を育む水田へ。さらには湖や魚たち、海へとめぐってゆく水を見つめながら、発表する、複数の短編からなるオムニバスの