セラピストとしての職業体験と俳優の身体感覚に共通点を見出し、演技や声の表現がもつ触覚的な可能性に着目。「ほぐしばい」と名付け、見るだけで体がほぐれる演技の探求を続ける。センシティブとされる身体的接触を作品に取り入れ、鑑賞者が自身の身体の存在を再発見するような体験を目指し、心地よさを伴う上演作品を多数創作。
流れこむ景色があなたのからだをつつんでとかす― 俳優・辻村優子によるリラクゼーション型パフォーマンス「ほぐしばいシリーズ」の第3弾。観客は施術台の上で横になり、テキストの発話と手技による施術を体験します。発話される言葉は複数人から採取され、実際には存在しない景色を描写。辻村の語りと施術の交差により、観客の感覚の中に新たな〈景色〉が立ち上がります。