2019年、東京大学在学中にZRによって立ち上げられた演劇団体。「それなしには人間が生きていくことのできないもの」をコンセプトに、簡潔で切実なドラマを、動的な身体によって描く。近年は、演劇だけでなくダンス・舞踏の要素を取り込み、新しい身体のドラマの構築を目指している。
2016年に起きた津久井やまゆり園事件を題材にした作品。能力と命の価値を結びつける能力主義の問題に対して演劇には何ができるかという問いかけのもと、「私たちはともに生きていくことができる」という感覚を共有することを目指して制作された。「生産性のない人間には生きる価値がない」と主張する青年と、重度の知的障害を持つ青年の魂が音楽を媒介にしてまじりあっていく様子を描く。