劇団 enji(エンジ)は、劇作家・演出家である 谷藤 太(たにふじ ふとし)を中心にして 1997年に発足しました。
社会性がありながらも、わかりやすく楽しめる舞台づくりは、 幅広い世代から支持を受けてきました。
また谷藤の戯曲集である「うわさの家族」(2009年)と「ぼくの好きな先生」(2016年)が、試論社より発売され、 全国の高校、大学、劇団によって上演されています。
それを受けて近年、公演活動を全国に広げ展開中です。
シャッター商店街の白鳥鮮魚店。ここも店を畳み、母が1人で暮らしている…数年ぶりで息子が帰ると、店には見知らぬ外国人たちがいて、母もすっかり様変わりしている…その変貌ぶりにとまどいながらも惹かれていく息子と家族のようなものたちの物語。
バーチャル・リアリティークラブ「めいど」。それは名ばかりで、実は場末のイメクラ。ある日、以前働いていた女が面接に来る。人手不足にもかかわらず、店長は再雇用に難色を示す。その理由は・・・
教師である俺の部屋には、中学生が住みついている。ある時、俺の尊敬する古今東西の有名な先生たちが、次々と部屋に現れて、、、。