三重県文化会館と俳優・介護福祉士の菅原直樹さん(OiBokkeShi主宰)がタッグを組んだアートプロジェクト。 「介護を楽しむ」「明るく老いる」という2つのテーマを軸に、三重県内でワークショップや演劇公演を展開。 今回は、同プロジェクトから生まれた「老いのプレーパーク」(シニアや理学療法士、認知症の母とその娘など 老いや介護に関心のある20~92歳の公募メンバーによって結成)が、三重県いなべ市で出張公演を開催。
老いのプレーパーク出張公演inいなべ市
会いたい人に会えない、行きたいところに行けない、限られた空間で暮らす毎日。コロナ禍で始まった自粛生活、それはまるで老いのリハーサルのようだ。当たり前の自由が奪われたとき、私たちの心と身体は一体何を求めるのか。それでも、私たちは会いたい人に会える、行きたいところに行ける、演劇を使って。超高齢社会を生きる全ての人々に捧げる、“生活者による生活者のためのあたらしい演劇”。