Tokyo Kid Brothers

1968年、寺山修司主宰の「天井桟敷」を退団した東由多加が創設(当初の劇団名は「東京キッド兄弟商会」)。和製ロックミュージカルを売り物に、東京・渋谷の小劇場ヘアーを拠点として活動。1970年1月に開幕した『黄金バット』はニューヨークのラ・ママ実験劇場でも上演され、日本のミュージカルの海外上演第1号となる。 1971年『八犬伝』、1972年『西遊記』でヨーロッパ公演も実現。「愛と連帯」をテーマとして、内外で好評を博した。1975年『十月は黄昏の国』からはフォーク・ミュージカルに転ずる。2000年、東の死去により活動を停止。

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