1968年、寺山修司主宰の「天井桟敷」を退団した東由多加が創設(当初の劇団名は「東京キッド兄弟商会」)。和製ロックミュージカルを売り物に、東京・渋谷の小劇場ヘアーを拠点として活動。1970年1月に開幕した『黄金バット』はニューヨークのラ・ママ実験劇場でも上演され、日本のミュージカルの海外上演第1号となる。 1971年『八犬伝』、1972年『西遊記』でヨーロッパ公演も実現。「愛と連帯」をテーマとして、内外で好評を博した。1975年『十月は黄昏の国』からはフォーク・ミュージカルに転ずる。2000年、東の死去により活動を停止。
演劇実験室・天井桟敷の創立メンバーであった東由多加が1968年に結成したミュージカル劇団「東京キッドブラザーズ」による1989〜1990年の全国ツアー公演。物語は郊外の町に男とその妹が引っ越して来るところから始まる。隣近所には、どこか普通ではない人たちが住んでいた。奇妙な人間模様が描きだすのは、私たちの心の中にある”街”のすがたである。「螢」のように消えつつある街に―愛をこめて。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。