96年12月、早稲田大学演劇倶楽部10期生の三浦大輔を中心に結成された演劇ユニット。演劇的なものを最大限に排除し、「リアル」を徹底的に追求した作品・作風は「セミドキュメント」と称され、『騎士クラブ』(00年)で注目を集め、小劇場界に衝撃を与えた。その後、様々なアプローチから“リアリティのある虚構”を描出することになり、公演の度にセンセーショナルな話題を巻き起こすと評される。「愛の渦」(05年初演)で三浦大輔が第50回岸田國士戯曲賞(06年)を受賞。10年、THEATER DER WELT2010(ドイツ)に招聘され、初の海外公演「夢の城」を上演。翌年11年にウィーン芸術週間(Wiener Festwochen)を含む欧州北米ツアーを敢行。12年にKYOTO EXPERIMENT、フェスティバル/トーキョー12にて
「夢の城-Castle of Dreams-」凱旋公演。また「愛の渦」で12年にBerliner Festspiele(ベルリン)公演、13年にFestival d'Automne à Paris(フェスティバル・ドートンヌ)を含むフランスツアーを行った。