劇団衛星所属の黒木陽子と紙本明子が2004年暮れに結成。2005年8月旗揚げ公演『家庭科の女ふたり』を上演。以降「女と笑い」をテーマにコント作品や演劇作品を上演している。
2007年、大阪府女性総合センター第12回女性芸術劇場採択公演として「髪結いの女たち」上演。第15回ガーディアンガーデン演劇フェスティバル公開二次審査を一位通過し、翌2008年に東京・吉祥寺シアターにて同作品を上演。
2012年には「三国志」をアレンジした『ユニット美人の三国志シリーズ』を女性キャストのみで半年にわたって5作品を連続上演した。
近年では動画作品『笑ひたまひ、鎮めたまへ2020』『岩戸山ミステリー』(2020年)、動画作品を実演作品にした『岩戸山ミステリー2021』(2021年)等、意欲的に活動している。
女性型アンドロイドのしまむらとGUは『ゴドーを待ちながら』をサイバーシアタースペースで上演しようと申請をするが、上演許可がおりないまま初日を迎える。あてもなくスペースにログインして許可の降りない自分達ができることが何かないか模索する。いつしかその様は『ゴドーを待ちながら』の筋をなぞるように進む。
ユニット美人が2012年に半年をかけて上演した三国志シリーズ(全5話)。三国志お馴染みの武将たちを女性が演じる。「命をかけて誰かを守ったことがあるか?」という謎の声にNoと答えた33歳独身会社員の粥見ひとみは、三国志の部屋に閉じ込められてしまう。元の世界に戻るために漫画版三国志を読み込み、10年間の社会人経験を活かして、三国志の世界で誰かを守るために試行錯誤を重ねるのだった。