1975年旗揚げ。 日本最古の漫画といわれている『鳥獣戯画人物戯画』のびのびと描かれている猿や兎たちの様に、何ものにも縛られない新しいエンタテインメントを目指そうと、劇団名にしました。 これまで、歌舞伎ミュージカルをはじとめ、さまざまな演出を盛り込こみ、三味線、舞踊、曲芸、サーカスなど和洋折衷。最初から最後まで、テンポのある華やかな舞台で観客を楽しませています。 劇の内容もシェイクスピアから歌舞伎、現代社会問題まで多岐にわたり、新たな演劇の形を模索した点が高く評価されています。
歌舞伎ミュージカル
井原西鶴原作の浮世絵草子を知念正文が構成脚色。身を焦がす恋に命を燃やした美しい五人の女たちを歌う舞姫、石丸有里子が見事に演じ分ける。人形振り、ひきぬき、けれん……など、あらゆる歌舞伎の手法を駆使し、日舞はもちろん洋舞、アクロバットダンス、三味線の生演奏、肉体でみせる桜の踊り、火の踊り、舞扇の群舞と、盛りだくさんのエンターテイメント作品。