関西を中心に活躍する赤星マサノリと坂口修一の二人が公演ごとに様々な作家とタッグを組み公演を行う。2011年から2016年までの間に4作品を上演し、二人芝居という手軽さを武器に東京・大阪・三重・札幌・広島・福岡など全国ツアーを精力的に行ってきた。2011年「男亡者の泣きぬるところ」にて札幌【Re:Z】大賞受賞。2012年「貧乏ネ申」にてTGR札幌劇場祭2012審査員奨励賞受賞。
エレベーターに閉じ込められた二人の男。偶然乗り合わせた二人のはずが…。息もつかせぬシーソーゲーム!お堅いサラリーマンとゆるゆるフリーター。二人の間には一体何が?次から次へと明らかになる秘密!はたして二人は無事に外に出られるのか!?
働きもせず何度も嫁に逃げられ家賃も払えない駄目男のアパートに、自らネ申と名乗る内気な男がやってきた。駄目男はネ申を目先の金ヅルにしようと目論む。ネ申は駄目男に積年の思惑を果たそうと目論む。が、貧乏スパイラルが待ち受ける―――。金をめぐって堕ちてゆく、痛くてぬるくて笑ってしまうほど哀しい日々のお話。取り憑き合って奪い合う、男同志の満たされない同棲劇。