小説家を志して、芸大に進学した千夏と、縫製工場で働く母・昭子。決して裕福ではないが、笑いの絶えない母娘の二人暮らし。その裏には、小さなわだかまりが横たわっているが、そこに触れないことが暗黙の了解となっている。あるとき、昭子の会社に中途採用でやってきた木村からの提案で、サーカスを観に行く約束が交わされた。ひょんなことから、千夏の幼馴染で、密かに思いを寄せる光輝と、昭子の同僚で、千夏が憧れる女性、透子
山中に住居を構えたある夫婦。猟期には、くくり罠で鹿や猪を捕獲、小さな畑で野菜もつくり、出来るかぎりの自給自足生活を目指した。娘は、幼い頃から当たり前に山で暮らしてきたが、徐々にこの生活に違和感をもち、また、周囲から「モモンバ」と呼ばれる母のことも嫌で、ついには山を降りて一人で生きていくことを選んだ。iakuの最新作は、親が形成した「家族価値」と、そこに縛られた子の生き方を見つめる。
指名手配され逃亡生活を送っていた男女。自首しようと数年ぶりに街に出たら人々の様子が変化していた。相手の気持ちが分からないようだ。気持ちが分からないからか皆おしゃべりさんである。こんなにうるさかったっけ世の中って!これが進化の形なのか!?他人をおもんぱかったり、顔色をうかがったり、空気を読んだりできる人は超能力者扱いされている始末。人々は退化したの?これは未来の物語?何処の世界?頭から洗う?分からな
轢き逃げ事件を目撃した女、その女を助けた男、がそれぞれ警官の元を訪れるが、警官は全く取り合わない。隣町の刑務所が巨大竜巻にやられ、受刑者が切り離されたというのだが…。青木秀樹の災害に対する素直なリアクションが、繊細な物語を大胆不敵なパフォーマンスで魅せる。創作という優しい薬と、とことんふざける気持ちがトルネード状になって観客を巻き込み、高揚させる「2011年」の物語。
作・演出の江本純子自らが主演するソロアクト。レズビアンとしてのアイデンティティ、イデオロギー、愛の考え方を織り交ぜ、独自の物語展開とパフォーマンスで観客を刺激する。ダムタイプ創設メンバー・山中透の音楽、空間デザイナー・南志保による美術に包まれ、濃密でゴージャスな演劇空間を創り出した。真夜中に寂しくなった「君」に伝える、40代のレズビアン・キワミを巡る同性愛が当然のラブストーリー。
0歳から楽しめる舞台公演。誰もが大切な時間を過ごす「家」をモチーフに、人と家具が描く絵本のような不思議な世界を、パントマイム、ダンス、アコーディオンの生演奏で描き出します。
いぬくんの宝物は「ちきゅうばこ」。いろんな形に姿を変えます。中に何が入っているのか、いぬくんも知らないみたい。友達のカエルちゃんは「はこ」が欲しくてたまりません。ある日、カエルちゃんはいぬくんに黙って「はこ」を持ち出してしまったのですが……。言葉や会話の面白さと、オブジェクトシアターといった身体表現の豊かさを盛り込んだ、子どもも大人も楽しめる舞台。スタイリッシュでユーモアあふれる不思議な舞台。
