小説家を志して、芸大に進学した千夏と、縫製工場で働く母・昭子。決して裕福ではないが、笑いの絶えない母娘の二人暮らし。その裏には、小さなわだかまりが横たわっているが、そこに触れないことが暗黙の了解となっている。あるとき、昭子の会社に中途採用でやってきた木村からの提案で、サーカスを観に行く約束が交わされた。ひょんなことから、千夏の幼馴染で、密かに思いを寄せる光輝と、昭子の同僚で、千夏が憧れる女性、透子
小説新潮(2024年2月)で発表した横山拓也の短編小説『ユアちゃんママとバウムクーヘン』を、リーディング公演として立ち上げる初の試み。“ジュンくんパパ(敏夫)”の一人称で進行する本作を、講談師・神田松麻呂が熱烈に語り上げ、ミステリアスな“ユアちゃんママ”を、俳優・橋爪未萠里が妖しさたっぷりに表現。小説・講談・演劇、3つの魅力をミックスした、新たな形のリーディングをお届けします。
