1923年9月1日の関東大震災直後に起こった朝鮮人虐殺事件から2年後の東京が舞台。石崎友久が営む石崎洋服店に住み込みで働き始めた裁縫職人の木下麻子は、周囲の人々と親しくなり、日々を営んでいくが、まだ誰にも打ち明けていないことがあった。また、石崎洋服店の職人や店に出入りする友人知人らも秘密を抱えていた。ある日、麻子は周囲の人々が抱えている秘密を知ることになり……。
「日本の劇」戯曲賞2014最優秀賞を受賞した原田ゆうの作品。昭和13年の春、新美正八(南吉)は望む職を得られずにいたが、漸く女子学校の教職に就くことができた。童話作家としても知られるようになり、いよいよ人生が拓けていくかに見えた。しかし、病が正八の身体を静かに蝕んでいき・・・。正八を見守る実父と継母、幼馴染み・ちゑとの恋愛、正八を慕う女生徒、幼い頃に逝った実母への思い、そして、文学への情熱。童話作
