最小単位の「ひとつの身体」は舞台上でどう変容するのか---。「ひとつの身体」とは何か、という謎。上村なおかソロダンス第4弾。出演者は上村なおか、ひとり。
笠井叡が8名の多国籍ダンサーを振り付ける「Das Shinkiro」。2005年4月ベルリンのHaus Der Kulturen Der Welt(世界文化の家)での、オーディションとワークショップによって開始され、6月のフェスティバルIN TRANSITで初演、好評を博した。舞踏の創世記を築き、今も時代の先端で踊り続ける笠井が、ドイツ、オーストリア、イギリス、アメリカ、イランなど多国籍ダンサーと
5人のダンサー達が、舞台という一つの空間を縦横無尽に駆け巡り、身体の持つ表現力の限界に挑む作品。ダンサーの存在そのものを起爆剤に、その圧倒的なエネルギーは見ている者に新たな創造性を掻き立てるダンスコラボレーションの集大成。