イタリアの現代作家ダーチャ・マライ―二が、波乱に満ちた生涯を送ったメアリー・スチュアートと、女性であることと政治家であることを見事に両立させたエリザベス一世という実在の二人の女王を通して、今という時を生きるすべての女性に、自立し強さを持って生きること、孤独であっても恐れずに、自分自身の生き方を貫いてほしいというメッセージを込めて書かれた戯曲の上演。「劇書房女性ドラマシリーズ」の一回目の作品。