オムニバスのコント公演をもっと矢継ぎ早にもっとシームレスにつなぐことで「コント」ではなく「出し物」とした公演。2023年現在の諸問題をナンセンスコメディの手法で見せていく。
「本物とニセモノの間に見世物がある」を掲げるオムニバスコント集。本人たちが本人のまま謎の暴れ草刈り機に巻き込まれるなど、演劇における本人性の効果や、ユーモアにおける場合など演じることそのものがさまざまなコントから浮かび上がる。
変な人がやってきては帰っていくコントが多いことから、新喜劇システムを取り入れた本作。「ちょっと良いことを人にする」母親ゆずりのモットーで生きる親切な寿司屋八木光太郎は立ち退きを迫られていた。再開発問題にゆれ、存続をあきらめた日の出商店街の面々をよそに、八木は一発逆転の秘策を迷惑メールフォルダの中に見出す。そして奇跡が起こるその前に、7Aちゃん家の暴れ草刈り機が人を轢き始めた…!
認知科学の分野ではユーモアとはエラー発見の報酬としての喜びであるとされる。ボーナスだと言われてナスを渡された人が喜ぶ。「どうして私達はエラーを発見して喜んでいるのか」をぬいぐるみのユモ氏が語りその実例として40演目近いショートコントが行われる。レクチャーパフォーマンスとしてのコント公演であり、明日のアーの10年に及ぶユーモアの探求によってこれまでわかったことを伝える集大成的作品。
1分にも満たない短いコントをつなげていくスタイルになった明日のアーがコロナ禍で失われた「集団のノリ」をテーマに作成したオムニバスコント集。世の中はようやく飲み会が解禁され、おそるおそる社会が復調しはじめるその緊張感と身体性と群れとして暮らすヒトの生活について。暴れ草刈り機というその後の明日のアーにおいて不幸と暴力性の象徴となるものが初めて登場する。
東京で会社員をしていたマリカは、友人に韓国恋愛ドラマを勧められ激しくハマる。そして一念発起し単身渡韓、シナリオライターを目指す。スクールに通いながら書いた一作目が思いの外韓国でヒットした。一躍売れっ子脚本家になったマリカだったが何処か釈然としない気持ちを抱えていた。それは、書けてしまった作品がラブストーリーとはかけ離れたバイオレンスものだったからだ。自分の才能と憧れとのギャップに苦しむマリカだった
