60ヶ月日本縦断公演
息子の家庭内暴力に悩まされた結果、遂には息子を絞殺してしまった両親が、雨のそぼ降る深夜の操車場で息子の迎えを待ち続ける姿を、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に重ね合わせて描く。
「都市」を「砂漠」に置き換え、「都市」の行く末を見つめ続けた、如月小春の鋭いまなざしが結晶した作品。