土田英生作・演出による2006年初演の傑作コメディが、2006年4月に開場した天王洲 銀河劇場のオープニングシリーズとして新たによみがえる!
日本と朝鮮半島の間に位置し、戦後のどさくさにまぎれて日本から独立した島国「糧流(カテル)」。主産業は鉄鋼業であるが、国民は50年間に渡る鎖国政策の行き詰まりによって貧困と飢餓に苛まれていた。その島国の最大の娯楽は「卓球観戦」。国設卓球部を舞台に国家と個人との狭間で揺れ動く選手たちの人間模様を描く。