イソップ物語のウサギは本当に怠けて昼寝していたのだろうか。やむを得ない事情があって横になっていたのかもしれない。本当のところはわからない。真実は何なのか?高校生によるホームレス殺人事件を題材にした、社会派作家くるみざしん書き下ろし作!
2000年、アウシュビッツからホロコースト教育資料センターに遺品として届いた少女のかばん。表面には大きく『ハンナ・ブレイディ625 1931年5月16日生まれ 孤児』と書かれていた。春奈と純太の兄妹は、そのかばんを開けた途端、1938年のチェコスロバキア、ノブ・メストに暮らすユダヤ人一家ブレイディ家にたどり着き、娘「ハンナ」、息子「ジョージ」として暮らすことに……。ひとつのかばんから今世界中に広が
王家の娘、エレクトラ。彼女の父は、母とその愛人によって暗殺された。その後、愛人は王位についたが、復讐を恐れ、エレクトラと幼い弟(オレステス)を排除する。弟は亡命し、エレクトラは王宮から追放、貧しい農夫のもとに嫁がされる。やがて、時は流れる。エレクトラのもとへ成長した弟オレステスが帰国する。彼は父の仇を討つため、愛人のもとへ向かう。エレクトラもまた、母を誘き寄せ、復讐の機会をうかがう。
