少女から老婆になるまでの期間、多面的な役割を担う女性特有の葛藤を、3人の作家の視点で描き、ひとりの演出家が束ね直す試み。観客は老若男女問わず、そのどこかに自分を重ね合わせてしまう抽象的な肖像画のような世界を描く。記憶やフィクション、そして夢と幻想が折り重なって、"誰かであり誰でもない"、ある女の生涯に想いを馳せる。我々は彼女のことを、『ミネムラさん』と呼ぶことにした。