下北ウェーブ2019
本多劇場主催「下北ウェーブ2019」にて選出・上演。初演(題『うたたね姫』)は2014年、松戸市での滞在制作を通し、再開発される街と、そこに適応できない人々の姿を描いた。再創作版では、かつて自ら書いた戯曲に共感できないという違和感を出発点に、普段の知覚外にある社会事象を扱った。「その程度で悩むな」という意見の暴力性と向き合うことで、見えにくい痛みや、世界の多様性をあぶり出した。
“時間”をテーマに、過去・現在・未来を行き交う人の記憶と想いを描くパントマイムオムニバス作品。静寂と音、光と影の中で繰り広げられる「時の物語」。前田秀の身体が刻むリズムが、観る者の心の時計を揺り動かす。
