「バイリンガル演劇」と銘打ち、日本人キャストは日本語のみ、台湾人キャストは中国語のみを使用することで、互いの国で上演したときに、台湾公演時は観客の殆どは日本語キャストの言っていることがわからない、日本公演時はその逆という「言葉」ひいては「文化」の壁というべきものを、「人間」と「モンスター」の物語に置き換え描いた意欲作です。
実在した幕末の集団「エレキ隊」。公演に先立ちエレキ隊という名のビジュアル系バンドを結成し、ライブ活動を開始。バンドと演劇の垣根を越えた公演形態を模索し、客席までもが演劇の観客とバンドの観客の融和を果たした注目作。
「言葉の通じない相手にも、物語を伝えることはできる」というコンセプトをもとに、日本のマンガやゲームのキャラクター性、吉川英治の宮本武蔵、シェイクスピアの夏の夜の夢とハムレットをかけあわせたノンバーバル演劇を制作。キスをした相手を不老不死にする力をもつ少女が、人斬り、三つ目の妖怪、虚無僧、忍者など個性的なキャラクターと繰り広げる悲劇。
