東京郊外の築40年ほどの一軒家を改装して作られたシェアハウス。2階に大家の春山夫妻が住み、個室の5部屋には、シングルマザー、外国人就労者、引きこもり中年などの面々が住んでいる。妻の喜代子は、食事会を開いて住人たちの相談に乗るなど、まるで母親のような存在だった。その喜代子が怪我で入院し、夫の秀夫がその代わりを務めることに――。シェアハウスで起こる身近な問題を通して、多様性を認める社会の大切さを描く。
海に浮かぶは自然と花の沖縄。その鮮やかさからはかけ離れた、ユニーブル中谷402号室。築35年の湿気雨漏り大歓迎のお部屋に、女の子が2人住んでいました。2人は貯金箱を持っており、大切に貯金し合っていました。ある日、2人でゲームをやる事になりました。しかしそのゲームが思わぬ方向に行き、大喧嘩になってしまいました。人間だから言えないこと。人間だから言いたい事。だけど、女子だからおかしな争いになってしまう