「バイリンガル演劇」と銘打ち、日本人キャストは日本語のみ、台湾人キャストは中国語のみを使用することで、互いの国で上演したときに、台湾公演時は観客の殆どは日本語キャストの言っていることがわからない、日本公演時はその逆という「言葉」ひいては「文化」の壁というべきものを、「人間」と「モンスター」の物語に置き換え描いた意欲作です。
作品中最大の見せ場、「底なし沼」のシーンを、50人という大人数でダイナミックに表現し、演出家・佐々木智広の大舞台での群集表現の秀逸さが認められる。月曜日の夜、東京郊外という場所にも関わらず、立ち見客が出るほどの盛況でフェスティバル当日券来場者過去最高を記録。
実在した幕末の集団「エレキ隊」。公演に先立ちエレキ隊という名のビジュアル系バンドを結成し、ライブ活動を開始。バンドと演劇の垣根を越えた公演形態を模索し、客席までもが演劇の観客とバンドの観客の融和を果たした注目作。
原始時代版ロミオとジュリエット+シラノ・ド・ベルジュラック。かつて、人類の祖クロマニヨン人とともに世界にあった絶滅種ネアンデルタール人。両者が混血していたのではないかという仮説のもと種族を越えた愛憎を描く。上演後、DNA解析の結果両者に混血が合ったという報告が上がり一部で話題に。
「言葉の通じない相手にも、物語を伝えることはできる」というコンセプトをもとに、日本のマンガやゲームのキャラクター性、吉川英治の宮本武蔵、シェイクスピアの夏の夜の夢とハムレットをかけあわせたノンバーバル演劇を制作。キスをした相手を不老不死にする力をもつ少女が、人斬り、三つ目の妖怪、虚無僧、忍者など個性的なキャラクターと繰り広げる悲劇。
人狼 ザ・ライブプレイングシアター #35:
言葉を尽くし、千変万化の物語をアドリブで紡ぐライブ・エンターテインメント。脚本はオープニングのみ。俳優はパーティーゲーム「人狼」のルールを用いて、人間 vs 人狼の戦いを即興で繰り広げる。多種多様な世界観があり、本作品では地球をめざす宇宙船の中で、4つの種族が種の存亡をかけて戦う。13名の中に潜む3匹の人狼を、人間は処刑できるのか?繰り返される昼と夜が、手に汗握る人間ドラマを描き出す。
