子どもたちが、みんなぐっすり眠っている真夜中です。どこからか、へんてこなおじさんがあらわれました。このおじさん、実は「明日のおじさん」なのです。毎晩毎晩、子どもたちに真っ白な「明日」を届けるのが仕事なのです。ところが、ある夜、あわてんぼうの「明日のおじさん」は、健太くんの「明日」を忘れてきてしまったのです。さあ大変、あちこち探しまわっていると、健太くんが目をさましてしまい…