砂連尾理は学生時代よりダンス・演劇を始める。寺田みさこは幼少よりバレエを学ぶ。'91年より共同で活動を開始。自己と他者という人間関係の最小単位である「デュオ」という形態の中で人間の様々な関係性を模索した作品作りをしている。'93~'94年渡米。リモンテクニック、アレクサンダーテクニック等を学ぶ。'01年「踊りにいくぜ!! vol.2」福岡・名古屋・東京公演に出演。'02年「ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ国際振付賞)ヨコハマプラットフォーム」に出演。(第1回TORII AWARD 大賞)を受賞。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1991年 砂連尾理と寺田みさこによるダンスユニット結成。砂連尾は、1993年ー94年 ニューヨークにダンス留学。ホセ・リモンテクニークをAlan Danielsonに師事。寺田は、幼少よりクラシックバレエを学ぶ。1987年より石井アカデミー・ド・バレエにて、石井潤振付の主要レパートリーに多数主演。2002年 「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて 「次代を担う振付家賞(グランプリ)」「オーディエンス賞」をW受賞。受賞作「あしたはきっと晴れるでしょ」、他の作品をあわせて「砂連尾理+寺田みさこ」としては、海外9ヶ国10都市で公演を行う。2004年 京都市芸術文化特別奨励者。2007年解散。
京都を拠点に創作を続ける「砂連尾理+寺田みさこ」が、1年ぶりに新作を発表します。TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002「次代を担う振付家賞」受賞以来、毎年新作を発表してきた砂連尾と寺田が、今回は異なる手法を元に作品を立ち上げました。砂連尾と寺田の振付を二人とは異なる他者の身体へ振付し、そんな他者の身体を通過した振りを改めて二人が踊り直してみたときに、そのダンスは砂連尾、寺田の
オドキメドキ 良い時 悪い時欲しいものが何なのか、口の前に手を運ぶ・・・どれだけ食べても、お腹はいつも空いている。おどきめどき 良い時 悪い時彷徨うワタシの一体感、引き寄せては味わう・・・
何もない、 あまりにも変化のない日常の繰り返しに踏みとどまる事を選択する。一人で、 すっと立ちながら生きていかねばならないという思い、と同時に、 人は決して一人では生きていけるものではないという思い。 存在することの痛みを感じながら生きていく。