演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1991年、井手茂太を中心としてダンスカンパニー「イデビアン・クルー」を結成。1995年に『イデビアン』で旗揚げ公演を行う。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、日常の何気ない一コマの動きや視線・人間関係を切り取り、奇想天外なダンスでみせるイデビアン・クルーの世界は、日本のコンテンポラリーダンスの中でも異彩を放つ存在として注目を集め、国内はもとよりヨーロッパを中心に23都市、のべ32箇所で作品を上演している。
切られては 伸び縛られては 舞う曲がっても 捻れても 芯はまっすぐ
95年に「イデビアン」で旗揚げし、以来、国内外で公演活動を行っているダンスカンパニー。既存のダンススタイルに収まらないオリジナリティあふれる作品で注目されている。集団の中のコミュニケーションやディスコミュニケーションをモチーフに作品づくりに取り組み、アイ・コンタクトや日常の所作を使った動きや、音楽と複層的に重なる振付、また、群舞による広がりある空間構成などが作品の特徴。
「一致団結」「言行一致」という言葉があるがはたして完全な「一致」はあるのだろうか・・・・・・「一致」とは二つ以上のものがくいちがいなく一つになること「不一致」とは「一致」しないこと「一致」とは二つ以上のものがくいちがいなく一つになること「不一致」とは「一致」しないこと
補欠なにかあったときのためにいつでも準備をしています。必要なときには直ちに対応できるよう。合格と失敗のはざま。オルタナティブから始まるなにか。コンテンポラリーダンス界の先頭を駆ける、イデビアン・クルー。率いるはダンス界・演劇界でも注目の、鬼才の振付家・井手茂太。ヘンな動きがカッコよく、どこかユーモラスで、どこかハカナイ、人間模様。眺めるうちに、湧いてくるのは笑いやら悲しみやら。