この作品の魅力は何と言っても、「ハイジ」の行き方です。逆境にもめげず、どんな環境に置かれても対応できる素直さ。そして、純真で明るく自由奔放に生きているハイジを見てると、つい引き込まれてしまうのです。
この物語の一番の見どころは、ハイジが車いすのクララを、何とか自分の足で歩かせようとする場面です。
ハイジの気持ちがクララに伝わり、クララは歩けるようになるのです。その二人の愛と友情が舞台いっぱいに広がります。子どもたちに愛と友情の大切さ、ハイジの様に「生きているって素晴らしい」と感じてもらいたい作品です。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
昭和初期から活動していた劇団東童から、児童劇の専門劇団として、昭和24年「東京少年劇団」という名称で創立。昭和44年8月に、「(有)劇団東少」という名称で法人格として新たに設立。
児童劇作品を数多く創作・製作し、全国の小学校で公演した。昭和50年代からは各市町村の教育委員会・公立文化施設の自主事業公演に招聘され、ホール用の大型のミュージカル作品を毎年製作し全国のホールで公演し、好評を得た。
白雪姫の登場人物のお妃様は、自分の美しさや、地位、欲の為に戦争を起こし、白雪姫をお殺そうとします。お妃様から逃げた白雪姫は、森にある幸せの小人の国で7人の小人と出会いました。外の世界を知らない白雪姫は、小人達に働くことや自然の素晴らしさ、人々が助け合って生きて行く事の素晴らしさを学び、成長して行く過程を描いています。
中国に、世界に名高い『西遊記』という小説があります。三蔵法師というお坊さんが、唐の国(今の中国)から天竺(今のインド)へ孫悟空・猪八戒・沙悟浄の三人のお供を連れて、仏様のもとにお経をもらいに、夢とロマンt冒険のながい旅をして、牛魔王とその妻、鉄扇公主、息子の紅孩児と火焔山で千変万化の戦い亜をくりひろげ、孫悟空が大活躍する物語です。
シャルル・ペロー原作の世界的に有名な作品。心優しい女の子が、継母や腹違いの姉たちからいじめられてますが、魔法使いによって美しいドレスやガラスの靴を身につけお城の舞踏会に行き王子様と出会い、結婚し、幸せになるお話し。創立70周年を迎える劇団東少が、心にひろがる幸せの物語を素敵なミュージカルにしました。
王女様の誕生日に、王女様は、赤、緑、白(眠り)の妖精から、素晴らしい贈り物をもらいます。そんな中、招かれなかった黒の妖精は、王女に18歳の時糸車の針に刺されて死ぬと呪いをかけます。その後王女は、何不自由なく過保護に育ち、わがままな娘となります。しかし、姫が18歳の時に、糸車の針でさされてしまいますが、白の妖精も眠りの贈り物により、その後100年の間眠りにつきました。その眠りの夢の中で、王子と出会い