この作品の始まりは2006年夏のセッションハウスでの沖至さん、藤田佐和子さんとの即興セッションでした。その後岡山で、今回使用している曲を使っての作品の流れとタイトルの「青空散歩」が産まれました。この作品はさまざまな場所で上演する機会に恵まれ、再演を重ねるにつれ作品そのものも育っていっています。今回、東京での初演をこの中野テルプシコールで行います。
現実と夢の間の、生と死の間の、時空をかいま見ることができましたら幸いです。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
「笠井瑞丈×上村なおか」は笠井と上村により2002年に設立され、「他者とのダンスを通した交流・交感」「世代間の対話」の二つを基盤として、公演の企画制作、ワークショップ等を行っている。
「魁文舎」は1985年舞台、舞台芸術のプロデュース公演を企画制作する組織として設立。92〜97年まで湘南台市民シアターの自主事業を担当。笠井叡、室伏鴻、ダムタイプ、太田省吾等の国内外公演を数多く手掛けた。また、アジア女性演劇会議、日韓舞踏フェスの事務局長、JADE国際フェスティバルの委員等を務め、舞台芸術の国際交流に貢献。