演劇
アーカイブのみ

森は生きている

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森は生きている

ある大きな国に、わがままな女王様がいました。
ある年の大晦日、女王様が気まぐれにとんでもないお布令を出しました。
「新年までにマツユキ草を持ってきた者にはかごいっぱいの金貨をあげます」
欲ばりな叔母さんとその娘は金貨欲しさに、真冬の森へみなしごの少女をやりました。
しかし今は冬。マツユキ草は四月に咲く花です。どこを探してもあるはずがありません。
少女はこごえ死にそうになりながら森をさまよいます。
その時、遠くに金色の光が見えました。それは“十二の月の精たち”の焚き火でした。
十二月の精たちは大晦日の晩に集まって、年に一度のお祭りをするのです。
みなしごが優しい少女だということを知っている十二月の精たちは、
困っているみなしごのために一時間だけ〈春〉をよびました。
みなしごがマツユキ草を摘んで家に帰ると、叔母さんとその娘はそのマツユキ草を 持って、女王様の所へ行きました。
すると、女王様は自分もマツユキ草でを摘みに森へ行きたいと言い出したのです。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
2019/2/3(Sun)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1959/8/6(Thu)~2019/1/19(Sat)札幌市教育文化会館(北海道)
その他
詩情溢れる舞台
美しい音楽
世界中の子どもたちの心をとらえ
大人の胸をうった感動の名作!

上演団体情報

1953年4月結成以来、児童・青少年演劇を中心に公演を行っている劇団です。

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