舞踊

コンテンポラリーダンス ソロ作品

配信可能

すくう

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撮影:フォトグラファーNOD野田啓
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コンテンポラリーダンス ソロ作品

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新型コロナウィルスの蔓延からこれまで、長い時間をかけて、心の中の深く暗い部分に巣食い・広がって来たのは自分の死を・大事な人の死を恐れ、感染経路が分からないまま忍び寄ってくるウィルスや人々の行動に恐怖し、感染により社会から居場所を失ってしまう事に怯え、人を疑い・疑われる事が恐くなり、離れた家族と会えない事以上に帰って来て欲しくないと心の距離まで離れてしまう、人に心があるから生まれてくる、そんな沢山の恐怖でした。
 テレビやスマホ・新聞その他メディアを介して流れあふれて来る情報に、動かされる人々・惑わされる自分、いつか心のシャッターを降ろしてしまう様になり、心に巣食ったものは頭の中に・体の中に根深く居座ってしまうでしょう。
 巣食った恐怖を受け入れなければならない、そして前に進んで行かなければならない。それを乗り越えて得たものが、どの様な意味を成すのだろう。答えは自分の中にあり、今はまだそれを必死に探している。
 アーティストの役割として、美しく感動的なものを提供すると同時に、言葉で表しづらい事や、醜く汚い事を表現し提示する事は重要な事です。私は新型コロナウィルス蔓延の最中、人の言動に傷つき涙したり、不信感や恐怖を感じたり、そんな自分に幻滅したり、人にはあかせない・言葉にできない感情が溢れ、感極まる事が沢山ありました。同じ様に、いやそれ以上に苦しんだ人々が世界に数え切れない程います。私は表現者として全ての人々の代弁者となることは出来ませんが、経験し感じた事を提示し、観て下さった人々の記憶のひとかけらになる事を表現する理由としています。この作品にお立会い下さり、どうもありがとうございます。

視聴方法

(要予約)早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。

Roadstead
有償

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
2021/10/31(Sun)
権利処理状況
配信可能
映像分数
19分

作品情報

上演情報
2021/10/30(Sat)~2021/10/31(Sun)金沢21世紀美術館 シアター21(石川県)
出演者・
スタッフ
演奏
山田 のぶ
出演
宝栄 美希
照明
宮向 隆
衣裳
青木 正子
ボディペイント
VAVA
振付
宝栄 美希
主催
宝栄 美希
映像
奥 裕司
写真撮影
野田 啓
後援
能美市
後援
北陸放送
作曲
山田 のぶ

上演団体情報

ダンサー・振付家。 1986年生まれ。地元石川県で2歳よりモダンバレエを習う。
2008年日本女子体育大学にて舞踊学を修了。卒業後一年間国内外でフリーのダンサーとして活動し、その後Laban Center(英)に留学。帰国後は東京に拠点を置き、Yokohama Dance Collection を始めとする国内外のコンペティションにおいて数々の受賞を納めるなど、ダンサー・振付家として全国・海外で精力的に活動。またダンスグループCI部を主催し、全国各地で単独公演やコンタクト・インプロヴィゼーションのワークショップを開催する。2014年文化庁新進芸術家海外研修制度短気研修員としてポルトガルで作品 上演・ワークショップ講師を務め、また2015年にIshikawa Dance Festival企画しディレクターを務めるなど、ダンスによる様々な活動を展開している。
2016年に拠点を東京から石川県に移す。 次世代の若手育成や講師としてフリーで指導を行いながら、毎年開催している北陸ダンスフェスティバルのディレクターを務める。また石川県に拠点を置きながら全国・海外での活動も継続し、CMの振付出演、アウトリーチなど、多方面で活躍している。