1995年に斎藤歩が、ハンガリーの劇作家カリンティ・フリジェシュ「亀、もしくは居酒屋の中の気ちがい」という15分ほどの原作を脚色して上演以来、北海道各地や東京での上演を繰り返し、原作の母国であるハンガリー(ブタペスト、ペーチ、デブテツェン)をはじめ韓国(ソウル、仁川、大田)などの海外にも招聘され、高い評価を得てきた作品です。
そもそもはグロテスクファンタジーと呼ばれるジャンルの精神療養サナトリウムを舞台にした東欧の短編風刺劇だったこの作品が、現在は札幌生まれのコンパクトな喜劇として世界各地で上演されています。
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