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天竺を目指し旅する高丘親王が出会う数々の不思議な体験を描く幻想奇譚。澁澤龍彦の集大成といわれる遺作小説を原作に、時間錯誤、空間錯誤などさまざまなテーマが溢れ絡み合う世界で存在性や生と死を見つめる。伝説的舞台「平太郎化物日記」に続くITOプロジェクトと天野天街との共同創作2作目は、糸あやつりでしか成し得ない舞台芸術表現の不可能性へさらなる挑戦を果たした。2018年初演、2019年の再演を経た4年ぶり
昨年上演した『モモンバのくくり罠』で第27回鶴屋南北戯曲賞を受賞し、外部公演への書き下ろしでも高い評価を受けている横山拓也が、iaku初期話題作『流れんな』を全編広島弁に改稿、2024年版として上演
双子の少年たちの日記として描かれた原作小説『悪童日記』は、その文体が非常に無機質な点が特徴です。そこで今作品では、『悪童日記』の物語ではなく、文体を立体的に立ち上げることで、双子の目がとらえた戦時下の片田舎の風景を描くことに挑戦しました。5つの無機質な台と5人の俳優、抑揚を排した発語を使って、非常時にあらわになる人間の本質と、無機質な文体の奥にしまい込まれた双子の感情を炙り出します。