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「雪墨」第95回地歌ライブ記念公演
「雪墨」は「白銀」と「墨痕」を端的に表し、雪がやがて融け、墨が和紙に滲むように、「古典と現代」、「様式と自由」、「東洋と西洋」などの輪郭が溶融したその果てに、それぞれの本来の姿が浮かび上がることを意図しています。古典の奏法や唱法は一切変えることなく、表現をさらに深く掘り下げ、日本を代表するジャズピアニスト佐藤允彦さんとのデュオを通じて地歌箏曲の魅力を際立たせたいと考えています。
現代の地歌箏曲界に大きな影響をもたらした九州系地歌伝承の芸祖と称される長谷幸輝検校と、同時期に東京に進出し大きな功績を残しながら現在は知られざる存在となった小井手登以勾当の偉業を偲び、小井手氏の郷里熊本県山鹿市の八千代座で開催。今も九州系が大切に伝承する楽曲を、三曲界の第一人者に加え熊本箏演奏者協会の賛助出演を得て演奏。
地歌舞を代表する「雪」を、藤本昭子の歌・三弦、藤舎推峰の笛によって、楳茂都梅衣代が舞う。