「経験と体験の交差」を通じて、日本を中心とした様々な国や都市をより大きな視点から「一つの地域」として捉え直す、芸術における地域の枠組みの拡大を活動目的として設立。
拡大の対象は地域だけに止まらず、音楽、舞踏、美術などを同一の『表現方法』であると捉えた上で、各分野のアーティストとのミーティング(交差)を通し、動きや音、空間を新たに構築する時に起こり得る視覚や聴覚等の新たな感受の可能性を示す作品を発表。
コンテンポラリー・ダンスグループのzer◯と共に、音楽と舞踊それぞれの新しい在り方の探求と提示を目的として、作曲家がダンサーの動きや動作、そして声を用いて創作した、演奏家を介さない音楽作品の公演として開催された。
作曲家4名が、zer◯に所属のダンサー/振付家とそれぞれタッグを組み、秋葉原の海老原商店においてサイト・スペシフィックな新作を発表する公演。
「流体」をテーマとした音楽、美術、空間演出による複合的舞台作品。物質の三態である固体・液体・気体を用いた演出、3名の作曲家の共作に加え、エレクトロニクスと気鋭演奏家の協力による音響素材を重ね合わせる。響き × 流体×空間 のコラボレーションから、「流体」の有機的な形態や動き、かつ人間には不可能な幾何学模様を映し出す魅力と可能性を追求する。