『死後に戯曲が残る作家になること』になることを目標に、坂本鈴、オノマリコ、黒川陽子、モスクワカヌの4人の女性劇作家によって結成されたユニット『劇作家女子会。』と、モスクワカヌの個人ユニットnooが共催する時の団体名。 『劇作家女子会。』は演劇公演の他、ハラスメント防止のための講習会や著作権についてのオンライン勉強会の主催等、演劇の現場の環境向上を目指した多岐にわたる活動を行っており、メンバーそれぞれ脚本賞、戯曲賞にノミネートされるなど、各自の劇団・ユニットでも活躍中。
2020年第20回AAF戯曲賞特別賞を受賞した作品。コロナ禍による緊急事態宣言中の2020年の日本を主な舞台に、当時を生きた人々へのインタビュー、ニュース、社会情勢をもとに書かれた50本の短編作品を、長編として編纂したもの。緊急事態宣言中にDV避難を余儀なくされた若者を軸に展開される、コロナ禍を舞台にした群像劇。