1982年、大阪芸術大学舞台芸術学科当時1年生を中心に「劇団大阪太陽族」を旗揚げ、1990年「199Q太陽族」に改名、2001年から現在名で活動を継続。関西を拠点に、岩崎正裕の戯曲を中心に上演している。
常に社会で起こる事件や現象をモチーフに取り、人と人との関係性に重点をおいた、普遍性のあるドラマ作りで定評がある。地域語での会話や、時空を行き交う劇構造など独自の表現を展開。また他地域との交流、若い世代との協働、音楽やダンス等とのコラボレーションなど、常に実験を繰り返し新たな可能性を模索し続けている。
「認知症」から発想した岩崎正裕の作・演出作品。舞台にはピアノがひとつ、弾けなくなった演奏家が迷い込む世界をそのままに描いていく。記憶とはなにか、失くしてしまうことは悲惨なのか、迷宮をめぐる物語。 ピアノの生演奏でクラシックの名曲を多数ちりばめた構成で、劇団の新たな側面を打ち出したと高い評価を得た。
-1995年に起こった地下鉄サリン事件に触発されて書かれた作品。オウム真理教の信徒であったヨシマサは、今は工務店を営む実家のガレージに置かれた軽トラックに閉じこもっている。『ハムレット』『三人姉妹』など名作の台詞を引用しながら、ヨシマサと家族の葛藤を描く。初演は1996年2月AI・HALL 当時団体名は「199Q太陽族」
