地歌箏曲演奏家の藤本昭子が設立した、古典地歌の継承と普及を目的とする団体。代表者の藤本昭子は、演奏活動の幼少より祖母阿部桂子、母藤井久仁江(人間国宝)に手ほどきを受け、95年第1回リサイタル開催(全17回開催)。2001年から21年間にわたり「地歌ライブ」を全100回開催。文化庁芸術祭音楽部門大賞受賞、同レコード部門大賞、芸術選奨文部科学大臣賞、松尾芸能賞優秀賞受賞。2021年紫綬褒章受章。現在、九州系地歌箏曲家として、演奏会・放送等に出演。正派音楽院講師。(公財)日本伝統文化振興財団理事。
「残月」 峰崎勾当 作曲 歌・三弦 藤本昭子 歌・箏 岡村慎太郎 尺八 藤原道山「八重衣」 石川勾当 作曲 歌・三弦 藤本昭子 箏 米川文子 尺八 善養寺惠介
「雪墨」第95回地歌ライブ記念公演
「雪墨」は「白銀」と「墨痕」を端的に表し、雪がやがて融け、墨が和紙に滲むように、「古典と現代」、「様式と自由」、「東洋と西洋」などの輪郭が溶融したその果てに、それぞれの本来の姿が浮かび上がることを意図しています。古典の奏法や唱法は一切変えることなく、表現をさらに深く掘り下げ、日本を代表するジャズピアニスト佐藤允彦さんとのデュオを通じて地歌箏曲の魅力を際立たせたいと考えています。
地歌舞を代表する「雪」を、藤本昭子の歌・三弦、藤舎推峰の笛によって、楳茂都梅衣代が舞う。
現代の地歌箏曲界に大きな影響をもたらした九州系地歌伝承の芸祖と称される長谷幸輝検校と、同時期に東京に進出し大きな功績を残しながら現在は知られざる存在となった小井手登以勾当の偉業を偲び、小井手氏の郷里熊本県山鹿市の八千代座で開催。今も九州系が大切に伝承する楽曲を、三曲界の第一人者に加え熊本箏演奏者協会の賛助出演を得て演奏。
