ヒラタオフィスと TAAC(Takai Akifumi and Comrades の略)がタッグを組み、公演ごとに集まった表現者たちと共に、前のめりに、妥協なく創造・共創する集団です。日本社会が抱える問題を背景にして、人々の「営み」を描き、現実にありながらも普段は感じることのない微かな希望や愛を掘り起こすことを信条に製作しています。
コンセプト:今作は「遺体安置施設(遺体ホテル)」を舞台にした物語。⾼齢化社会が進み多死社会を迎えた日本において、この時代だからこそ⽣まれた場所にフォーカスを当て【いま】を切り取り描く。あらすじ:ある住宅街で、自治体による遺体ホテルの運営が始まった。現在もなお、職員と施設に反対する近隣住民の間で、侃侃諤諤の論争が繰り広げられている。そんなある日、1 体の遺体の行方がわからなくなって…。
ある高校で、女子生徒が屋上から飛び降りた。その時、下にいた別の女子生徒は巻き添えをくらった。ふたりは意識不明の状態で病院に運ばれた。学校では生徒の母親や教師たちが、責任の所在について本人不在のまま激論を交わしている。生徒/教師/親それぞれの目線で事故前後の日々を紐解く中で、思いもよらない事故の真相に辿り着くのだった。言葉ばかりの「多様性」が謳われるこの世界に潜む、様々な『境界線』について考察する。
