OZAWA Tsuyoshi

美術家 |1965年東京生まれ 埼玉在住
東京藝術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》開始。93 年から牛乳箱を用いた超小型移動式ギャラリー《なすび画廊》や《相談芸術》を開始。99 年には日本美術史の名作を醤油でリメイクした《醤油画資料館》を制作。2001 年より女性が野菜で出来た武器を持つポートレート写真のシリーズ《ベジタブル・ウェポン》を制作。2004年に個展「同時に答えろYesとNo!」(森美術館)、09年に個展「透明ランナーは走りつづける」(広島市現代美術館)、18年に個展「不完全―パラレルな美術史」(千葉市美術館)を開催。13 年には「光のない。(プロローグ?)」(作:エルフリーデ・イェリネク)において、初めて舞台演出、美術を手がける。13年より、歴史上の実在する人物を題材に、事実とフィクションを重ね合わせ、物語を構築する「帰って来た」シリーズを制作。第69回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(2019年)。

関連作品