錬肉工房芸術監督。演出家、俳優。1971年より錬肉工房を主宰、全作品を演出。〈言葉〉と〈身体〉の関係性を問い直し、新たな〈声〉や〈身体性〉の可能性を模索する他、能を現代に活かす「現代能楽集」の連作や多様な現代芸術との共同作業などを通して、通常の現代演劇の枠組み、ひいては芸術、文化、制度の枠組みを根底から捉え直す試みを、多様な角度から持続的に行っている。2016年度観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
オフィシャルサプライヤー・シリーズVOL.189
現代舞踊の第一人者91歳の大野一雄と、舞台芸術の枠にとらわれず横断的に活躍した能の第一人者観世榮夫が、錬肉工房の岡本章の卓越した構成・演出により、能の秘曲「姨捨」とベケットの「ロッカバイ」を素材に、舞台で出会う。現代音楽の先端を走る三宅榛名も加わった稀有なコラボレーション。