1978年京都生まれ、京都を拠点に活動。
2003年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。現在、同大学講師。日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案と変容を試み、絵画、映像、写真など多様な表現形態を通して新しい彫刻のかたちを探求している。
個展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2016)、「Towering Something」(ユーレンス現代美術センター、2013)など国内外での展覧会のほか、舞台美術や装丁も多数。
共に岡田利規の演出作品である、あうるすぽっとプロデュース『家電のように解り合えない』(2011)、KAATキッズ・プログラム2015おいしいおかしいおしばい『わかったさんのクッキー』(2015-2016)での舞台美術をはじめ、アーティスト・ユニット「2人」名義で、自身の映像作品を舞台化した『TOWER (theater)』(2017)を上演。2014年のKYOTO EXPERIMENTでは、個展「四角い液体、メタリックなメモリー」の中で4つのパフォーマンスを行った。