劇作家・柳美里が主宰する劇団。1987 年、「水の中の友へ」で旗揚げ。
1993 年『魚の祭』で岸田國士戯曲賞を最年少受賞し、大ヒットを記録する。1994 年『Green Bench』が戯曲として初めて第 7 回三島由紀夫賞の最終候補となる。
1995 年までの 8 年間で、様々な演出家とともに作品を創り、計10 作品を青山円形劇場を中心に上演した。また、パルコ劇場などでの公演のほか、全国ツアーを行い各地で公演を行った。
以降、小説に軸足を移していたが、2018 年に南相馬市小高区の自宅裏に小劇場「Rain Theatre」(旧・La MaMa ODAKA)をオープンし、四半世紀の沈黙を破り、復活公演『静物画』『町の形見』を連続上演した。2019 年『ある晴れた日に』では、南相馬市、仙台市、盛岡市の東北ツアーを行った。