演劇
アーカイブのみ

JR常磐線上り列車ーマスクー

JR常磐線上り列車ーマスクー
撮影:新井卓 ©2018-2023 Arai Takashi / The SEISHUNGOGATSUTOU
JR常磐線上り列車ーマスクー
演劇
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JR常磐線上り列車ーマスクー

  • 上演団体:青春五月党
  • 一般社団法人OSPA・青春五月党・常磐線舞台芸術祭実行委員会
  • 常磐線舞台芸術祭参加作品

「マスク」の舞台となるのは、JR 常磐線の車内。
登場人物は、異なる時を生きる高校生たちである。
2020年5月15日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除された翌日、感染症対策のためにマスクを着用して登校する高校生たち。
2011年5月14日、放射線防護のためにマスクを着用し、避難先からサテライト校に通う高校生たち。
2011年3月10日、マスクを着用せずに下校する高校生たち。
出来事は過去に編入される際に正負や善悪に振り分けられがちだが、過去の今を生きる人々もまた、
現在の今を生きる私たちと同様に、これから何が起こるか全く知らされないまま未来を眼差していたのである。
彼らと私たちは、同じ時に揺られて、同じ方向に進んでいる。
『常磐線上り列車 -マスク- 』で描く時は、現在する過去である。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
一般社団法人OSPA
収録日
2023/8/1(Tue)
権利処理状況
アーカイブのみ
字幕データ
日本語
上演分数
145分
映像分数
145分

作品情報

上演情報
2023/7/21(Fri)~2023/7/28(Fri)Rain Theatre(福島県)
2023/8/4(Fri)~2023/8/6(Sun)Rain Theatre(福島県)
出演者・
スタッフ
尾﨑 宇内(青年団)
菊池 佳南(青年団・うさぎストライプ)
木村 巴秋(青年団)
久留飛 雄己(青年座)
関根 颯姫(青春五月党)
名古屋 愛(青春五月党・青年団)
緑川 史絵(青年団)
齋藤 夏菜子(福島県立ふたば未来学園高等学校(教諭))
福島県立ふたば未来学園高等学校演劇部(福島県立ふたば未来学園高等学校)
作・演出
柳 美里(青春五月党)
舞台監督
武吉 浩二(campana)
舞台監督
菅原 有沙(ステージワークURAK)
テクニカルディレクター
關 秀哉(RYU)
舞台美術プラン
杉山 至(青年団)
舞台美術・装置制作
濱崎 賢二(青年団)
美術製作
谷佳 那香
美術製作
坂本 遼
演出助手
松岡 努(丸福ボンバーズ)
演出助手
小原 花(青年団)
演出助手
菅原 有沙(ステージワークURAK)
演出部
新田 周子
演出助手(学生指導)
齋藤 夏菜子(福島県立ふたば未来学園高等学校(教諭))
演出助手(学生指導)
髙山 さなえ(青年団・髙山植物園・福島県立ふたば未来学園高等学校(教諭))
衣装制作協力
正金 彩(青年団)
照明プラン
海藤 春樹((株)海藤オフィス)
照明アシスタント
小駒 豪
照明
溝渕 功(campana)
照明協力
森下 泰((有)ライトシップ)
照明協力
木下 祐介
音響
佐野 貴史(DISCOLOR Company)
音響プラン・声の出演(車掌アナウンス)
柳 丈陽(青春五月党 / パルナ企画)
歌合奏指導
竹原 和希
映像編集
伊達 忍
映像オペレーター
川崎 麻耶
映像提供
OleOleSaggy
脚本助手・リサーチャー
村上 朝晴
制作
柳 丈陽(青春五月党 / パルナ企画)
制作
鄭 慶一
制作
林 慶一
制作
喜舎場 梓
制作
金澤 昭(うさぎストライプ・青年団)
舞台協力
中井 尋央(ステージワークURAK)
後援
南相馬市
協力
青年団
広報協力
劇団青年座
衣装協力
トンボ学生服
衣装協力
カンコー学生服
資料協力
福島県教育庁
資料協力
福島県立博物館
企画・制作
青春五月党
その他
記録助成:一般社団法人EPAD / 文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
プレ公演助成:福島県令和5年度ふるさと・きずな維持・再生支援事業|内閣府NPO等の絆力(きずなりょく)を活かした復興・被災者支援事業交付金

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引用出典:
・ウィリアム シェイクスピア (著), 小田島 雄志 (翻訳). マクベス (白水Uブックス (29)) . 白水社, 1983.
・堀辰雄 (著). 風立ちぬ・美しい村. 新潮社, 1951.

上演団体情報

劇作家・柳美里が主宰する劇団。1987 年、「水の中の友へ」で旗揚げ。
1993 年『魚の祭』で岸田國士戯曲賞を最年少受賞し、大ヒットを記録する。1994 年『Green Bench』が戯曲として初めて第 7 回三島由紀夫賞の最終候補となる。
1995 年までの 8 年間で、様々な演出家とともに作品を創り、計10 作品を青山円形劇場を中心に上演した。また、パルコ劇場などでの公演のほか、全国ツアーを行い各地で公演を行った。
以降、小説に軸足を移していたが、2018 年に南相馬市小高区の自宅裏に小劇場「Rain Theatre」(旧・La MaMa ODAKA)をオープンし、四半世紀の沈黙を破り、復活公演『静物画』『町の形見』を連続上演した。2019 年『ある晴れた日に』では、南相馬市、仙台市、盛岡市の東北ツアーを行った。